旅人ほどお得?コストパフォーマンスに優れたアメックスプラチナは国内・海外旅行で「使える」最強カード!

アメックス・プラチナ

こんにちは、貧乏なのに年間8~11ヶ月海外旅行歴6年の万年バジェットトラベラーです。

旅に役立つクレジットカードや、クレジットカード付帯保険などについては以前ご紹介しました。

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今回、「旅を愛する人」を強力サポートする特典満載のクレジットカードを取得しましたので、ここでご紹介致します。

アメリカンエクスプレスプラチナカード

今回、旅をより快適にするべく新たに取得したのはアメリカンエクスプレスのプラチナカード、通称アメプラ。

アメックスと言えばステータス性の高いクレジットカードで、特にプラチナカード以上ともなるとステータス性に伴う高額な年会費でも知られています。

巷では、高額な年会費に対する是非が問われたりもしていますが、個人的には、年会費に見合ったリターンがあると思うのです。

うまく使いこなせばむしろ年会費以上の価値すらあるこのアメプラ。数々の特典、コスパの良さに驚きます!

改めて、アメプラの高額な年会費について。貧乏な私の約4ヶ月分の生活費相当である130,000(税込み140,400)円。

額面だけを見れば確かにおいそれと出せるものではありません。

元が取れる取れないは別にして、富裕層向けのカードであることは間違いありません。

最初の大きな特典のひとつとして、アメプラは家族カードを4枚も無料で作れることが挙げられます。しかもほとんどの特典を本会員と同様に受けられるのです。

つまり、特典を受けられる人数は最大5人。130,000円を5で割れば1枚当たり26,000円という計算に。

アメックスゴールドは本会員の年会費29,000円で、家族カードは1枚目無料、2枚目以降は12,000円です。

ゴールドカードで家族カードを4枚発行した場合、年会費は合計65,000円。年会費だけで見るならまだまだプラチナカードの方が高いです。

アメックス・ゴールドとはココが違う!!

しかし違いはここから。アメックスゴールドとプラチナでは受けられる特典に大きな差があります。

まず年がら年中旅をしている私にとって、もっとも価値のある特典と言えばプライオリティパス

世界No.1の空港ラウンジサービス【PriorityPass】

アメプラを取得すると、利用制限なしのプレステージ会員に無料で登録できます。

プレステージ会員の年会費は399USドル。日本円で43,000円くらいでしょうか。

本会員と同じく、家族カード会員も全員プレステージ会員登録が可能です。

さらに、ラウンジを利用する際、それぞれの会員が1人まで無料で同伴できるというから驚きです。

夫婦どちらかが本会員、その配偶者が家族カードを持てば、子供2人を伴い、家族4人でラウンジを利用できます。

これがアメックスゴールドで取得したプライオリティパスだと、無料になるのは年会費の99ドルと、年2回までのラウンジ利用のみ。3回目以降は1回27ドル、同伴者は1回目から1人につき1回27ドルの利用料が必要です。

ちなみに、プライオリティパスを最も安く取得できるのは、年会費10,000円(税抜き)の楽天プレミアムカードですが、家族カード会員にはプライオリティパスの発行はなし。

同伴者も無料ではなく1回27ドルかかります。

一人旅ならそれでもいいのですが、やはり知人と一緒だと、自分ひとりだけラウンジに・・・とはなかなか行けないものです。

二人で

せっかくの二人旅も、別行動じゃ意味ありませんよね・・・

アメプラ経由で5人分のプライオリティパスを取得すれば、プレステージ会員の年会費だけで20万円超え。

おまけに同伴者が5人の場合、利用料1回3,000×5人分も無料。

一度に最大10人が無料でラウンジを利用できます。

友人を伴う家族旅行、海外ウエディングに親戚揃って出席するときなんかも活用できますね。

アメックスのビジネスプラチナなら社員用にカードを作れるので、社員旅行にも使えますね。

みんなで

みんなでVIP気分!

手荷物無料宅配サービス(空港)

海外旅行出発の際、スーツケースを事前に発送しておけば、国内の対象空港 (成田・羽田・中部・関西)で受け取ることができます。

会員1名につき、スーツケースやゴルフバッグを2個まで対象空港まで配送してもらえます。

例えば熊本空港から関空経由で海外に行く場合、荷物を関空に送っておけば、熊本空港出発時は手荷物のみ。カウンターでチェックインする手間が省けます。

帰国時も同様に、アメプラと搭乗券を提示すれば自宅まで配送してもらえます。出張帰りで会社に一度寄らなければいけない、なんて時にも身軽でいいですね。

スーツケース1個を送るのに2,000円くらいかかるので、2個を往復で配送してもらうと8,000円くらいかかってしまいます。

それらが無料になるのはけっこう大きい。

私の場合、国内で寄り道しながら帰ることもあるので本当に助かります。

このふたつだけでも年会費分の特典を受けられたような気がしますが、アメプラのすごい特典はここから。

ホテル・メンバーシップ

通常、年間登録料もしくは年間数十泊が必要となるラグジュアリーホテルグループの上級メンバーシップまたはVIPプログラムに無条件で登録できます。

世界のラグジュアリーホテルグループで部屋の無料アップグレード、アーリーチェックイン・レイトチェックアウト、朝食無料サービス、ジム・スパ・スイミングプール・Wi-Fiなどのサービス、ウェルカムギフトといった優待が受けられます。

本来なら高額な登録料に加え年間50泊など、庶民には到底無理な登録条件が必要だったりしますが、アメプラカード保持者なら、オンラインで登録申込をするだけでOK。

対象ホテルグループは、

  • ヒルトン:ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員
  • ヒルトン:スターウッド・ホテル&リゾート:スターウッド・プリファード・ゲスト・ゴールド会員
  • カールソン レジドール ホテルズ:クラブ・カールソン ゴールド・エリート
  • シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ:ゴールデンサークル ジェイド会員
ラグジュアリーホテル (イメージ)

ファイン・ホテル・アンド・リゾート

世界1,000ヶ所以上のラグジュアリーホテルが参加するカード会員のための特別プログラム。

「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」参加ホテルに宿泊の際、優待特典が受けられます。

[ファイン・ホテル・アンド・リゾート特典内容]

  • 12:00よりチェックイン
  • 部屋のアップグレード
  • 2名までの朝食サービス
  • チェックアウト時間の延長
  • 100USD相当のホテルオリジナル特典

朝食はいずれも、通常ですと1人3,000円程度、アーリーチェックインやレイトチェックアウトもホテルによりそれぞれ2,000円以上、アップグレードに至っては差額数万円という場合もあります。

さらにこれらの一部のホテルでは、期間限定で3泊目もしくは4泊目の宿泊料金が無料となる特典もあります。

通常の特典と併用できるのがすごいですね。

ファイン・ホテル・アンド・リゾート

「ホテル・メンバーシップ」「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」。ラグジュアリーホテルに宿泊する頻度の高い人なら、このふたつが最も大きな特典ですね。

宿泊費がそもそも富裕層向けではありますが、年に数泊するだけで130,000円分以上の優待が受けられるのではないでしょうか。

プラチナセクレタリー(コンシェルジュ)サービス

限られた日程や予算内で、できる限り充実した旅をしたい。

でも一から十までプランを立てる時間が無い。かと言って行き当たりばったりの旅はちょっと・・・などという人に嬉しいのがこのサービス。

電話一本で、あなたに合った旅のプラン作りをサポートしてくれます。

行き先や日程、予算に応じ、プラン作りのお手伝いをしてくれますよ。

例えば「北極圏でオーロラと流氷を両方見たい」「ウユニ塩湖で夕焼けから星空までを見たい」「南極へチャーター便で行きたい」「エベレストに登頂したい」など、手配の難しいものや、日本語のサイトが見つからない場合は助かりますね。

名所を一通り周ってディナーまでなど、1日のプランを完全プロデュースしてもらうのもいいですね。

旅先でオフ会なんかを開くときも、人数・予算・参加者の属性などを伝えれば、それに合ったお店選びをしてくれます。

予約の取れない人気の宿でも、プラチナセクレタリーサービス経由で予約すると取れることがあります。

というのも、アメックスが会員のためにあらかじめ部屋の枠を抑えているから。

桜や紅葉、お祭り、年末年始などイベント時期ともなると、人気の宿は何ヶ月も前から予約が埋まり始めます。

セクレタリーサービスを利用すれば、公式サイトや予約サイトで売り切れになっている部屋も抑えてもらえる場合があるのです。

旅先のお店なんて、どこも初めて。

でもセクレタリーサービス経由で予約すれば、初めてでも常連並みのサービスを受けられることもあります。

一見さんお断りのお店だって予約可能なんです。

実際に、自分で予約せずセクレタリーサービスに予約をお願いしたところ、窓際の良席を確約してくれたり、お店から何らかのサービスを受けたという話を耳にします。

アメックスが積み上げてきた信頼というやつですね~。

私個人では到底無理な話です。

手荷物無料宅配サービス(国内ホテル・旅館)

プラチナセクレタリーサービスを通して宿を予約すると、1組につき1個の荷物を国内の指定先へ無料配送。

宿泊先に送っておいてもらえば、家を出る時は最小限の荷物で済みます。

宿に荷物を置きに行く時間と手間を、街の散策に充てられます。

フリーステイギフト

こちらは本会員のみの特典。

年に1回、国内の対象ホテルにペアで一泊できる宿泊券が贈られます。

宿泊費は時期により2~8万と幅がありますが、いずれもそこそこの料金。

「ちょっと特別な日」が一日増えますね。

ダイニング・アクセス

厳選されたダイニングでのランチまたはディナーコースを2~4名で利用すると、1名分が無料になります。

1名当たりのコース料金が10,000円~と決して気軽に行ける料金ではありませんが、これが2名で10,000円ならいかがでしょう。

豪華な食事を、いつもより気軽にいただけるこちらの特典も、ぜひ利用してみたいですね。

旅行損害保険

クレジットカード自動付帯保険としては大変手厚い補償内容が用意されています。

国内・海外旅行それぞれに補償があり、ショッピングや航空機遅延に伴うトラブルにも幅広く対応。

家族カード会員は、本会員ほどの補償はありませんが、補償内容によっては有料のものにも引けを取りません。

チケット・アクセス

コンサートやオペラ、イベントなどをオンラインで予約できます。

一部のチケットは先行予約やカード会員専用の良席も確保。

会員限定の貸切公演や、出演者と会える体験がセットになったチケットもあります。

まとめ

アメプラにはまだまだたくさんの特典が用意されていますが、旅ブログということで、旅に特化した特典をご紹介しました。

実は私は、アメプラホルダーと言っても ただの家族カード会員であり、本会員とは兄弟という立場です。

カード会社によっては、家族カードの発行可能範囲は配偶者もしくは生計を共にする1親等の肉親のみというところが多いのですが、アメプラに関しては2親等までの肉親および婚約者・同性パートナーに至るまで発行可能なのだそう。

ビジネスプラチナなら、その範囲は従業員まで広がります。

もちろん、審査・承認は必要ですが、ここまで広範囲の発行が許容されているのは、さすが世界トップクラスの国際ブランドです。

バジェットトラベラーですが、アメプラの特典をめいっぱい利用することによって、たまにはちょっと優雅な旅を楽しもうと思います。