EPOSカードの海外旅行保険は本当に使えるのか?携行品損害について保険金請求をしてみた

必要書類

海外旅行の強い味方、クレジットカード。

その中でも、年会費無料で手厚い補償を受けられると評判のエポスカードの海外旅行保険を利用し、携行品損害の保険金請求をしてみました。

私が現在持っているクレジットカードは1枚だけ。

EPOSカードのゴールドカードです。

これだけを長年持ち続けているのには、特に理由はありません。

数年前、勧誘されるままに作り、これ1枚で不便を感じたこともなかったので、これだけをずっと使い続けています。

アルバイト、しかも就業期間も1ヶ月ほどだった私でも簡単に作れました。

職場への電話確認は無かったと思います。

EPOSカードに入会してから1年ほど経った頃、ゴールドカードのインビテーション(招待状)が届きました。

インビテーション経由で申し込めば、永年年会費無料でゴールドカードを保持することができます。

中には、数ヶ月で合計30万円ほどしか利用していないのにインビテーションが届いたという人もいますので、ゴールドの中ではもっともハードルの低いカードのひとつと言えます。

インビテーション無しでゴールドカードに移行すると、年会費が5000円かかりますが、年間の利用額が50万円を超えると、翌年以降は永年無料となります。

ほとんどの場合、年会費無料で所有できるゴールドカードですね。

EPOSカード自体、アルバイト、派遣社員、専業主婦、学生でも持てるクレジットカードです。そしてお手軽ながらメリットは多く、特に旅行や出張では「使えるカード」です。

そしてEPOSカードと言えば、海外旅行保険です。

Visa付きのエポスカードなら、海外旅行傷害保険が自動付帯なので、出発前に届け出たりなど、手続きは一切不要。

使わなくても、旅行の際に携帯しているだけで補償対象となります。

引受保険会社は三井住友海上火災保険株式会社。

渡航先によっては保険加入が義務付けられていますので、紙媒体での保険証書が必要な場合は、2週間前くらいに電話で請求しておくといいです。

英語の保険証書を無料で発行・郵送してもらえます。

補償内容は、海外旅行で起こりがちな病気やケガ、携行品損害に特化しており、もしもの事故や病気の際、医療費を負担してもらえたり、携行品の損害を最高20万円まで補償してもらえます。

幸い、今までの旅行では病気やケガに見舞われることは一度もありませんでした。

スリランカで水道水を飲んでも腹痛すら起こさなかった頑丈な体に感謝ですが、今回、道で転倒した際、ポケットの中に入れていたiPhone6を破損してしまいました。

割れたアイフォン

ガラスがバキバキに割れ、液晶の反応も悪くなってしまいました。こちらの修理費用を保険で補償して頂きたいと思います。

保険金請求から、実際に支払われるまで

まずはエポスカード海外旅行保険事故受付センターに電話をかけ、保険金請求をしたい旨を伝えます。事故後1ヶ月以内に電話をかけましょう。

海外からの通話が無理なら、帰国後早めがいいでしょう。

あまり遅くなってしまうと、その理由を尋ねられることがあります。理由によっては保険金請求できない可能性があります。

電話では、コールセンターの方からの質問に答えるだけです。その後、こちらが用意する資料について説明があります。

保険金請求書が郵送されるまで数日かかります。

その間に、電話で指示された必要書類を用意しておくと請求がスムーズです

最初の電話の日から、3年間は保険金請求が可能ですが、一定期間請求書を送らずにいると、ハガキで「請求書が届きませんけどどうしました?」といった連絡が来ます。

電話で指示された必要書類は4点。今回は携行品の破損状況を証明するもの。

デジカメなどで破損した現物を撮影し、写真をプリントアウトします。

必要書類

自宅にプリンターが無いので、コンビニのネットワークプリントを利用しました。破損状態が分かればいいので、白黒で構いません。

また、海外旅行に行っていたという証明のため、パスポートの顔写真のページおよび出入国のスタンプが押してあるページをコピーします。

この他に、iPhone購入時のレシートと、破損修理の際の見積書または領収書が必要です。

修理に出したアイフォン

スマホが使えないと不便なので、早速修理に出しました。

修理費用は13,068円。

Apple直営店や代理店で修理すると費用が高額になること、初期化されてしまうこと、修理に数日~数週間かかってしまうこともあり、いわゆる非正規店でお願いしました。

修理不可の場合や、修理費用が本体購入価格を超える場合は、本体価格の減価償却分を差し引いた金額が振り込まれます。

今回は修理費用がそれほど高額ではないので、おそらく修理費用の補償になると思います。

ちなみに、補償限度額は携行品1点につき10万円以内、1年の合計額20万円以内です(公式ページには1旅行につきと記載されていますが、今回請求の電話をかけた時に1年で20万円と言われました)。

年に何度も旅行に行く方は、限度額を超えた分は保証対象外となります。

コールセンター

コールセンターへ電話をかけてから3日ほどで、保険金請求書が届きました。

必要事項記入

先方へ送るページを切り取り、見本を見ながら必要事項を埋めていきます。

必要書類の確認

あらかじめ用意しておいた4点の書類(破損状態の写真、購入時のレシート、パスポートのコピー、修理代金の領収書)に加え、保険金請求書を同封し発送。

やるべきことは以上です。

あとは指定した金融機関にお金が振り込まれるのを待つだけです。

振込される

ポストに投函した日から6日後、三井住友海上からの振り込みが確認できました。

こちらから郵送した請求書が先方に到着するまでの日数を引くとかなり早いと思います。

週末をまたいでいなければさらに早いかもしれません。

金額に関してですが、予想通り、修理費用の補償相当額が振り込まれていました。

1件につき、免責額が3,000円に設定されていますので、実際にかかった修理代 13,068円から3,000円が差し引かれた金額でした。

(免責額の設定がある場合、少額のものに対しては保険金請求ができません。本件の場合で言うと、購入価格もしくは修理費用が3000円以下の場合、再購入・修理ともに全額自己負担ということです)

支払い完了通知

後日、振り込み完了が郵送にて通知されました。

今回、初めてクレジットカード無料付帯の海外旅行保険を利用して保険金を請求したのですが、思っていた以上に簡単でした。

修理の際に領収書をもらうことと、コンビニにプリントしに行くこと以外は、自宅にあるものをそのまま同封するだけ。また請求から振り込みまでの期間も短かったのにも驚きました。

出国から90日以内が補償対象ですので、短期の旅行ならこちらで十分ですね。

クレジットカードの海外旅行保険を90日を超えても利用できる裏ワザはこちら

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クレジットカードの付帯保険だけで海外旅行保険に90日以上加入する方法

2018年6月22日

長期の海外旅行保険なら、ジェイアイがおすすめ。

病気やケガの補償内容が手厚く、ワーホリ専用のプランも国別で用意。

毎日の生活の中で起こりがちな生活動産損害や、賠償責任に対する補償も充実しています。

都市部への留学であればキャッシュレス診療などが便利。長期留学をお考えの方に。

EPOSカードのゴールドもしくはプラチナカードをお持ちの方は、補償額が上がるだけではなく、特典として、国内外の空港ラウンジを無料で使えます。

国内の主要空港19空港32ヶ所、およびハワイ・ホノルル、韓国・仁川国際空港 合わせて35ヶ所のラウンジを無料で利用できます。

パブリックスペースと比べて座り心地の良いシート、フリーWi-Fiが利用可。ドリンクもいただけます。

搭乗前にお金を払ってカフェに行く必要がありませんね。

比叡 ラウンジ風景

関西国際空港内にあるラウンジのひとつ。

ソフトドリンク飲み放題で、アラレやチョコなどのお茶菓子も好きなだけ頂けます。
パブリックスペースでは混雑のためWi-Fiが繋がらない時があるのですが、ここなら安定してつながります。

プラチナカードの提示で、同伴者も1人無料になります。

EPOSカードは、通常のポイント還元割合が0,5%とあまり高くはないのですが、「たまるマーケット」経由で楽天市場やAmazonを利用すると1%還元になります。もちろん各ショップのポイントも貯まります。

ショップによってはポイント数十倍というものもありますので、「たまるマーケット」、かなりオトクです。

貯まったポイントを「エポスVisaプリペイドカード」に移行すると、国内外合わせて3800万か所のVisa加盟店でのショッピングに利用できます。

さらにプリペイドカードの利用で0.5%キャッシュバックされます。

Visa加盟店舗数は多いので、かなり便利ですね。

エポスVisaプリペイドカード

「エポスVisaプリペイドカード」に申し込むと、このようなカードが郵送されます。

こちらにポイント移行するだけで、その日から利用できます。ネットショップでも使えるのがいいですね。

プリペイドカード以外にも、クオカードやマイルにも移行できます。

EPOSカード、今後も愛用したいと思います。