旅の荷物を1gでも軽くして省スペースを図るライフハック(変換プラグ編)

旅ハック

25Lのバックパックで重量は6Kg以下。これひとつで世界を旅しています。

ミニマリスト旅に慣れてくると、少ないアイテムで旅する技術が身に付いてくるのですが、個数も減らせないところまで近づいてくると、今度は今持っている物を何とか小型化できないかと考えるようになります。

今回小型化を目指したのは、世界を旅する人なら必ず持っている必須アイテムです。

個人的にはこれなんか好きです。お値段もそれなりですが。

マルチ変換プラグ、全世界対応変換プラグなどとも呼ばれています。

渡航先が北米やフィリピンのみであれば変換プラグは不要なのですが、世界一周をする上では、どうしても必要になってきます。

全世界対応のやつだととっても便利なのですが、形状的にどうしてもかさばります。

なぜなら三つ穴を採用している国々がわずかながらあるからです。

三つ穴用のプラグだと大きさが倍くらいになりますし、厚みもあるのでどうも収めづらい・・・

三つ穴の電源 (スリランカ)

三つ穴の電源(スリランカ)

この他にもマレーシアやイギリスなどで三つ穴を採用しています。

全タイプ対応プラグ

気の利いたゲストハウスだと、どのタイプのプラグにも対応していたりするのですが、実際普及度はイマイチ・・・

タイのゲストハウス

タイのゲストハウスにあった延長コードは最高に使いやすかった!

とにかく、三つ穴の国さえクリアすれば、あとはどうとでもなります。

私は基本的にC型ひとつで済ませています。

アジアとヨーロッパ、南米、アフリカの多くはC型に対応しているからです。

北米とアジアの一部は日本と同じA型です。

オーストラリアとニュージーランドは独特の形状ですが、当面行く予定が無いので持って行きません。

急に行く予定が出来たらオセアニア旅行を終えた旅人からもらうなりなんなりで調達しようと思います。

オーストラリアとニュージーランドで採用されているO型は日本のA型と同じくらい小さいので、併せて持って行ってもいいかもしれません。行く可能性があるなら。

三つ穴を採用している国々でもC型を使えるなら、旅の荷物が少しだけ減らせます。

そのために必要なものは、

割り箸!

必ずしも割り箸でなくていいです。

細長くてある程度の強度があれば。

私は割り箸の細い方(口をつける側)を5㎝くらいの長さに折ってバックパックのポケットに入れています。

こちらを三つ穴の電源の上の穴に差し込みます(写真を撮りやすいように長いお箸を使っています) 。

割り箸

それから割り箸を下に引き下げます。

C型のプラグ

下2つの穴が開いたのがお分かりいただけるでしょうか。

ここにC型のプラグを差し込めばOK。

完成形

動画でも紹介しています。

いかがでしょうか。簡単ですね。

手頃な棒が見当たらない場合

手頃な棒が見当たらない場合は、現地の電化製品の、この長い部分を使います。

逆さまにしてグッと差し込み、あとは同じように。

イギリスやマレーシアのBFタイプも同じ方法でC型が使えます。

クアラルンプール国際空港

これはクアラルンプール国際空港にて。

乗り換えでしか使わない国のプラグ形状まで用意してたら荷物増えて仕方ないですからね。

ちなみにクアラルンプール国際空港内にはマルチタイプの電源タップもありますが、搭乗ゲート最寄りの電源はこのタイプのみでした。

このワザを知っていたおかげで搭乗ギリギリまで充電できました。

これで節約できるスペースなんてわずかですが、歩行距離の長い私には、小ワザで節約できる重量やスペースはバカになりません。

マルチタップを持っていた頃より格段にスペースに余裕が生まれ、パッキングが楽になりました。大きなバッグで旅をする方にはあまり役に立たないライフハックでした♪

ちなみに安全性についてですが、このワザを伝授してくれた人は電気工学のプロです。

私自身、これで数年やっていますが一度も感電の危険を感じたことはありません。

もちろん、濡れたものを使わないなどの注意点はありますが、誰でも知っている常識なので、敢えて言及するまでもありませんね。

それでは、荷物を減らしてより快適な旅を~!