友人宅訪問&地元の音楽フェスティバルへ【北イタリア ホームステイ】

夕暮れ

今朝はミントを収穫しました。

かなりワサワサ育っていたので、日当たりと風通しを良くし、若い葉っぱがどんどん育つように剪定も兼ねてます。

カットするとその分またグングン育ってくれます。

ミント

乾燥ミントはあまりおいしくないので、すぐにお茶にしで飲んでしまいます。

そのまま食べてもよし。

食後に噛んで口をすっきりさせてもよし。

リガトーニ

今日はリガトーニを使ったスープを作ります。

リガトーニはパスタの中でも小さめなので、スープや煮込み料理に使われます。

スプーンで食べるパスタです。

下にジャガイモやニンジン、ソーセージなどが入っています。

圧力鍋

圧力鍋で煮込むこと数十分。

煮る

お水を加えなくてもお野菜の水分でひたひたに。よく煮込まれていて、見た瞬間にお腹が空いてきました。

食事

いただきます!

オープンサンド

スープは2日目のほうが、より味が染みておいしいので、この日は半分残して、オープンサンドでお腹を満たすことに。

ゴルゴンゾーラチーズとサラミ・・・。

スタッフドパプリカ

午後は、かねてから自宅に招待してくれていた友人夫婦のお家にお邪魔します。リノが奥さんのルイーザさんを連れて、車で1時間もの距離を迎えに来てくれます。

イチジク

お家の庭になっているイチジク。

ケーキの上に載っているやつしか食べたことなかったけど、全然違うんですね。

あまり好きじゃなかったのに、大好きなフルーツになってしまいました。

しっかり甘いんだけど、とっても優しい味で、いくつでも食べられます。

家庭菜園

家庭菜園。

トマトが赤、黄、黒とあって、それぞれ味も違います。

黒が思っていたより甘く、ゼリー部分が少ないので私好みでした。

他にもズッキーニやナスなどたくさん。

彼らのお宅では、毎年苗や種などに120ユーロほど費やすのだそう。

でもお野菜にかかる総コストはそれと水道代だけ。

それで一年分のお野菜代を賄い、お裾分けもするのだからコスパは十分です。

私も何度か頂いたのですが、ジャガイモは色が濃い黄色で、マッシュポテトやコロッケ、ポテトチップスなど多用途に使えました。

ちなみに奥さんのルイーザはベジタリアン。

食費のほとんどをこのお野菜だけで賄うとはすごい!

レタス

手前はレタス。この少し後が収穫の最盛期と思われます。

あひる

あひるもいます。警戒心をあらわにしているのは、雛がかえる直前だから。

果物

果物をつまみ食いしようとして吠えられる二コラ。

かなり気が立っているようす。

あひるは意外と攻撃的なので気を付けましょう。

いちじくの木

イチジクの木。木漏れ日になごみます。

ラベンダー

ラベンダーコーナー。

触ると香りがふわぁっと広がります。

室内に置いてあるラベンダーの香りの芳香剤がすごく苦手だったのですが、本物の花はとてもいい香りがします。

化学薬品とオーガニックの生花なら、違って当たり前ですね。

自分が普段、いかに化学薬品に囲まれているかよく分かります。

バジリコ

バジリコの一種。

小さな白いお花が咲いています。これも香りが強く、サラダなどにパラパラっと混ぜたり、ピザのトッピングに使えます。

ミントティー

奥さんのルイーザがミントティーを出してくれました。

みんなドングリを殻を割る道具で割って食べていたので私も倣いました。

味は、まぁ、栗とか、マカダミアナッツとかの方がおいしいかな。

でも、イベリコ豚が食べているくらいだから、栄養豊富なんだろうな・・・とかどうでもいいことを考えつつ2、3粒頂きました。

まずくはないので、機会があったら試してください。

庭

ここには色々な種類の鳥がいます。

近付くと逃げそうなので遠くから撮影していますが、羽がふわふわしてすごくかわいい鶏がいます。

歩く姿がおむつをしている赤ちゃんみたいです。

にわとり イタリアの家の庭

みんな自由に歩き回って餌をついばんでいます。

放し飼い

見ての通りみんな放し飼い。後方にある鳥小屋はインコ用ですが、あとの動物はみんな自由。

車道に出ていく子たちもいます。

猫と犬も飼っていますが、全てうまく共存しています。

ちなみに鶏も食用ではなく、すべてペット。

リノのお家には、たくさんの動物と、お友達が集まります。

この日も8人くらい来ていました。

みんなここへ来れば仲間がいるので、自然に集まるのだそうです。好きな時に来て、好きな時に帰る。

自家製のワインを持ってきたり、お野菜を分け合ったり。

リノとルイーザは60代で、成人したお子さんがいるのですが、2人はなんと未婚。いわゆる事実婚というやつです。

ヨーロッパではよくある話ですが、ここらへん、日本人には理解しがたいものがありますね。

フェスティバル

夕方から、近所の音楽フェスティバルに出掛けました。

ビリヤニ

世界各国の料理が並んでいたので、私たちはバングラデシュのお店でビリヤニとパコラと思しき揚げ物を購入。

これで11ユーロだったかな?

イタリアは外食が高いです。

こんなお祭りの出店で11ユーロ (約1400円) は初めて見ました。

ジェラート

お祭りにジェラート屋さんは欠かせない。

夕暮れ

夕暮れ。人がますます増えてきました。

夕暮れのイタリア

さらに日が暮れて

夜の音楽フェスティバル

真っ暗。

すでに夜10時を回っているんですが、小さな子供もたくさんいます。

夏は大人も子供も夜更かしです。

短い夏を満喫しています。

ナイトフェスティバル

この後、リノの運転でまた1時間近くかけて帰宅。

帰りにジェラート屋さんに寄ったので、帰り着いたのは11時半頃。

リノはそこからまた1時間かけて帰るのだから大変。

車を持たないことを分かっていて、しかも私が寂しくないようにと奥さんと一緒に迎えに来てくれたりと、どこまでいい人たちなんだ。

それにしても長い一日でした。

アイス食べたばかりで寝るなんて、太るじゃないかと思いつつ、歯磨きとシャワーだけして速攻爆睡しました。