イタリア田舎暮らしのある日の食事。お肉も野菜も安い。2人で3ユーロ?イタリア田舎暮らし【北イタリア ホームステイ】

テーブル

おはようございます。

朝日

7時45分。日の出が日に日に遅くなっています。薄暗いし、寒いしで、起きるのがツラい季節になってきました。

朝日その2

こちらは客間。日当たりが良く暖かいです。
いつか、この部屋にゲストを迎えられたらいいなと思っています。

イタリアの田舎暮らしに興味がある方、ぜひいらしてください。

この日はすでにランチにバーベキューをすることが決まっていたので、朝は軽めに。

コーヒーとビスコッティでササっと済ませます。

用事を済ませ、10時頃からランチの準備。食事の用意に時間をかけられるのもヒマ人ならでは。スローライフは、ある意味究極の贅沢です。

イタリアでも、昔は火を起こすところから一日が始まり、じっくり野菜を煮込んだり肉を焼いたりしたそうですが、産業革命以降は冷凍食品やレトルトが幅を利かせるようになってしまったそうです。

便利さと引き換えに古き良き文化も廃れていくんでしょうね。

たまねぎ

玉ねぎは皮ごとホイルにくるみます。

じゃがいも

ジャガイモもガーリックも皮付きのままホイル焼きにします。ジャガイモは一度半分に割り、ローズマリーとサルビアを挟んで火の中へ。

テーブル

火を起こすには時間がかかるので、その間にテーブルセッティング。

薪

火にくべた薪が十分に燃えて炭になったらバーベキュー開始です。

炎が収まってから焼かないと焦げてしまうので、早く食べたくてもガマン。

炭を広げた上に鉄製のもの (正式名称が分かりません) を置き、お肉を載せます。脂は溝を伝って下に流れるので、カリッと焼けます。

脂を一か所に集めてコンポストに入れる予定でしたが、容器が割れていて全部かまどにこぼれ落ちてしまいました・・・。

ミックスハーブ

鶏には自家製ミックスハーブ&スパイスをたっぷり振っています。

空いたスペースに水を入れたカップを置いて、食後の食器洗い用にお湯を沸かします。

お皿が脂でベトベトになっても、お湯で洗えば洗剤が少なくて済みます。

炭焼き

このシズル感がたまりません。いい匂いがします。炭の中には玉ねぎとニンニクのホイル焼き。

じゃがいものホイル焼き

ジャガイモも炭火の中に放り投げておきます。

出来上がり

ひっくり返したら、もうすぐ焼き上がりです。

スペアリブ

スペアリブは7本で2ユーロ、チキンは手羽先と手羽元を合わせた部位が3本1,5ユーロで売られていました。

バーベキュー

とてもいいお天気でバーベキューには暑すぎるほど。枕が干せるほどのお天気でした。10月とは思えません。

ピース

バーベキュー奉行はこのお方。汗だくで作業してくれてありがとうございます。

焼き加減

見て下さい、この素晴らしい焼き色。

手羽先

鶏は手羽先の部分が少し時間がかかるので、先にスペアリブから食します。

イタリアのランチ

焼きポテトに焼きオニオン&ガーリック。最強のパワー系ランチです。

私はシンプルに塩とホワイトペッパーをほんの少し振って、二コラは大好きなワサビをたっぷりで味わいます。

このあと、手がベトベトになったので写真はありませんが、チキンがとってもジューシーで驚きの美味しさでした。

3切れの内2切れ焼いて1切れはディナーにとっておいたので、この日のランチにかかったコストはお肉2,5ユーロに、ジャガイモ、玉ねぎ、ニンニクの分だけ。

二人分で3ユーロちょっとなのにお腹いっぱいになりました。

ヨーロッパは、外食をするなら日本より高くつきますが、お肉も野菜も安いので、自炊なら日本よりかなり安上がりだと思います。

手間はかかりましたが、これだけガッツリ食べて3ユーロはかなりの節約料理です。

ヨーロッパはベジタリアン人口が増加中なので、将来的にはお野菜が高くなるかもしれません。

現時点では、日本よりかなり安く野菜が食べられるのでありがたいです。

お肉も安い。