さて、いよいよ大会当日です!
プログラムを確認してみると、荷物預けが7時15分まで、ランナー整列が7時45分まで。
あれ?早くない?ってスタート時間8時だーっ?!?!


ま、まじかっ。。。
しかもエリート選手が8時スタートだからAグループは8時10分頃って、めっちゃアバウト(笑)。
いいねぇ~海外の大会に参加してるって感じ(笑)。
スタート地点まで地下鉄で2駅のホテルをゲットしていてよかった。
ちなみに宿泊したホテルはこちら。

ベストウェスタンプレミアホテル国都(BEST WESTERN PREMIER HOTEL KUKDO)
地下鉄の入り口まで徒歩1分、仁川空港からのリムジンバスが目の前に停まるアクセス抜群なホテルです。
1階にはミニストップが入っているし、フロントのみなさんは日本語対応が可能!めちゃくちゃ便利でした。
当日は朝5時に起きて、6時40分頃にホテルを出発することに。

ホテルから地下鉄の入り口まですぐなので、暗くても安心です。

スタート地点は地下鉄5号線の「光化門駅」を降りてすぐのところです。
ここにも日本事務局があるので、荷物預けも日本語でOK。
ソウルの地下鉄も路線ごとに色分けされていて路線番号が付いています。
5号線は紫色で光化門駅は533番です。
ハングルはまったくわからないけど、番号と色を目印に進んで行きます。

大阪の地下鉄と似たような雰囲気。1号線から9号線まで9路線走っているみたいですね。

これが地下鉄の自動発券機です。日本みたいに駅員さんがいません。
切符ではなく「交通カード」というカードを購入します。
日本のSuicaのようなチャージできるカードもあると聞いていたのですが、時間がなかったので1回用の交通カードを発券機で購入しました。

ちなみに日本語対応可能です。素敵!

これが交通カード。1,350ウォン+保証金500ウォンの1,850ウォン。
保証金の500ウォンは降車駅で改札を出たところに設置されている換金機に投入すると返金される仕組みです。

ほんとに大阪の地下鉄にそっくり。まったく迷うことなく5号線に移動できました。

駅に到着するとランナーさんがたくさん。日本の大会と同じ風景ですね。
みんなが移動するほうについていきますよ(笑)。

地下鉄の出口を出るとすぐに荷物預かり場所です。

迷うことなく日本事務局に到着!なにかわからないことがあれば、日本語で対応してくれます。

荷物は日本事務局専用の車輌に預けます。
大会当日の朝の気温は5℃。肌寒いけど震えるほどではなかったです。
寒がりの私は、長袖シャツ+半袖シャツに手袋でちょうどいいぐらい。

Aブロックに向かって移動します。
この光化門広場にある世宗大王像の横あたりがAブロックです。

途中、ペースメーカーの集団が!
後でプログラムを確認したら「2時間50分以降で10分ごとのペースメーカー」「3時間10分以降のペースメーカーは、Aグループより後方グループからのスタートとなるため、5分から15分の誤差が生じます。
あらかじめご了承ください」と書かれていました。
誤差が生じるペースメーカーって(笑)。

トイレ行列は日本と同じですね。
日本の簡易トイレとは違って、トレーラーみたいな中に個室トイレが5個入っていました。

あこがれのAブロックへ並びます。
もう二度とAブロックに並ぶことなんかないんだろうなぁ~。
日本事務局の方によると日本人は500人ぐらいエントリーしたみたいですね。
そんなにいたのかわからなかったけど、何人かに声をかけられました。
やっぱり日本語だとほっとする。一人で参加している人もいるみたいですね。

すぐそこがスタート地点です。
3時間のペーサーさんがすぐそばなのが、なんだか感無量(笑)。

ソウルマラソンのコースは高低差が少なくて、スタートから緩やかな下りが続きます。
全体的にもほぼフラットか下りなので序盤からスピードが出しやすいですね。
海外のマラソン大会で自己ベスト更新っていうのもかっこいいかも。

給水をとって気づいたんですけど、ゴミ箱があまり置いてないんですよ。。。
なので、もう給水所の周りがコップやペットボトルでぐっちゃぐちゃ(笑)。
みんな踏む踏む。
しかもAブロックスタートだからガチのランナーさんが我さきに取ろうとして、押し合いもみくちゃ。
海外のおじさんランナーも怖かった。


ファンランだったので、友達と会話しながら走っていたら何人か日本の方に声をかけられました。なんだかうれしかったです。
そうそう。
コースには仮設トイレが5kmごと設置されているとあったんですが、たぶん台数が少ないのか、まったく見当たらず!
標識もないしどうするんだろうと観察してたら、みんなビルやコンビニに普通に入ってる!
中には警察署に入るランナーさんまで!そして、男性ランナーさんは道の端っこや公園の隅で、以下自粛。
警察官がいるのに注意されてもいないし、これは毎年恒例なのか?
どこまで行ったら仮設トイレがあるかわからないし、言葉も話せないし、地下鉄の駅のトイレ標識を発見したときは安堵感でいっぱい(笑)。
コースを外れても何も注意されず。
日本がきっちりしすぎなんかなと思ったり。

20km以降のエイドではチョコパイとバナナが用意されていました。

こんな感じでその場でバナナを切ったり、手でちぎって出してくれました。豪快(笑)。

で、やっぱりゴミ箱が少ないからもうぐっちゃぐちゃ(笑)。

ええ。バナナの皮も散乱しています。
バナナの皮で滑るってコント以外ではないと思っていたんだけど(笑)。


やっと40km地点!この辺りから足をやられて歩きました。。。

あと1kmの看板が!!練習不足がたたってもうヘロヘロ。。。

ゴールのオリンピックスタジアムが見えてきた!あとちょっと!

オリンピックスタジアムの中に入って、競技場のトラック1周400メートルを走ります。

もうゴールは目の前!!

ゴール!!!やったー!!!
いつもこの瞬間は最高ですね。
体はしんどいけど、達成感でいっぱいです。

ゴールしたあとは順路に従って進んでいくとオリンピックスタジアムの出口で、お水と袋に入ったパンなどが配られていました。
ちなみにスタート地点もそうだったのですが、ゴール地点も誰でも入れるみたいで応援の人や家族の方がたくさん集まっていました。

アンパン、チョコパイ、オロナミンC、バナナが入っていました。
そしてなんと完走メダルまで一緒に入ってるー!!
どこで完走メダルくれるのかな?って探しても見当たらず。。。
でも首から提げている人もいるし、どこでもらったんだろうとうろうろ探してたら、なんとバナナと一緒に入ってるやん(笑)!!
もうこれには友達と爆笑。
日本の感覚だとダメですね。

オリンピックスタジアムの出口で記念にパシャリ。
このときはまだ袋に完走メダルが入っていることを知らず(笑)。

ネットタイムで4時間20分でした。あーいろんな経験ができて楽しかった。


ソウルマラソンの完走メダルです。
記録証は後日郵送されてくるみたいなので、楽しみです。
初めての海外マラソンはとても楽しく、充実した旅ランになりました。
抽選もない、費用も安い、日本語だけで問題ない、コースも良い、観光もできる、といいことずくめですね。
初海外マラソンはソウル国際マラソンが良いと聞いたことがあるのですが、そのとおりかもしれません。
さて、ホテルに戻ってシャワーを浴びて、夜は待ちに待ったサムギョプサルです!
走った後もまだまだ楽しみは続きますよ!