京都八瀬 瑠璃光院の特別拝観へ【アクセス、混み具合、待ち時間、御朱印は?】

瑠璃光院その4

(2018.05.26)

友人がインスタグラムで瑠璃光院の写真をアップしており、その美しさに一目惚れ。

八瀬 瑠璃光院公式サイト

恥ずかしながら、その写真を見るまで瑠璃光院の存在するら知りませんでしたが、特別拝観の期間はたったの2ヶ月(春の特別拝観期間は2018年4月15日~6月15日まで)。

これは見に行くっきゃないということで、早速行って参りました。

私の座右の銘は、思い立ったが吉日と一石二鳥。

大阪に住んでいる今なら京都へのアクセスも良いし、瑠璃光院の場所を調べてみると、比叡山のすぐ近く、麓と判明。

ということで、瑠璃光院観光の後に、その足で比叡山にも登ってきました。

京都方面から比叡山延暦寺へと歩いて上り、滋賀の琵琶湖方面へ歩いて下りる。そのついでに日吉大社にも参拝してきましたので、今回は一石三鳥。

体力に自信のある方は、この観光コースをそのまま真似してもらってもいいかもしれません。笑

夏場さながらのうだるような暑さでかなり疲れましたが^^;

瑠璃光院の待ち時間は?

事前情報によると、特別拝観期間中は多くの人で賑い、入館までかなりの時間を要するとのこと。

今回は瑠璃光院を観光した後、その足で比叡山延暦寺まで上らねばなりません。

夕方までには滋賀方面へ下りておきたいので、早めに自宅を出ました。

拝観時間は10時から。20分前には着いておきたいところ。

出町柳駅

叡山電車、出町柳駅に到着。

おにぎり屋さん

比叡山山頂でのお昼ご飯を調達。

おにぎり屋さん:食べログ

このおにぎり屋さん、前からかなり気になっておりまして、ようやく買えました。めちゃくちゃ旨いです。

コンビニおにぎりとは比べもんになりもはん。

天と地ほどの差があります。

ここのおにぎりを食べると、日本人でよかった!と声を大にして言わざるを得ません。

えいでん

えいでん。八瀬比叡山口止まり。

瑠璃光苑の最寄り駅は八瀬比叡山口です。

八瀬比叡山口駅に到着

八瀬比叡山口駅に到着。出町柳駅から15分くらいで着きます。

売店

駅を下りてすぐに売店などもあります。柴漬け美味しそうですね。

瑠璃光院に向かう

瑠璃光院に向かいます。

すでに結構な人。みな瑠璃光院に向かってるんだろうな。

これはちょっと雲行き怪しい。

瑠璃光院までの道 瑠璃光院の看板

看板も出てきました。今回は行けませんでしたが、ルイ・イカール美術館は、瑠璃光院で無料チケットをもらえます。

時間があれば寄るといいかと思います。

なんだかんだで瑠璃光院についたのが9:50くらいになってしまいました。

さて、どんなもんででしょうか。

瑠璃光院到着

やはり並んでました~。。。

すでに人でいっぱいでしたが、待ち時間は20分ほど。この程度の待ち時間で済むなら全然ありですね。

待ち時間無く入ろうと思ったら、最低でも30分前には着いておいた方がよさそうです。

特別拝観期間も残りわずかとなってしまいましたが、また次回、あるいは秋の特別拝観に行かれる際は、参考にしていただければと思います^^

瑠璃光院の案内

それでは中に入ってみましょう。

ワクワク。

ちなみに拝観料は2,000円。まあまあ高めです。が、それでも安いくらいです。

もう少し人が少なければ尚良しですが、まあこればかりは仕方ありませんね。

入館の際に、瑠璃光院の案内、写経セット、ボールペンなどを頂けます。

写経の見本

写経の見本と写経用紙。

瑠璃光院ボールペン

瑠璃光院の中へ

表玄関

玄関へ。

すでに緑が美しい。

瑠璃光院その1 はし はし 苔

苔がなんとも美しいです。

玄関

玄関。土足厳禁です。靴はビニール袋に入れて持ち歩きです。

瑠璃光院その2

この日は若干の曇り。晴れてれば新緑が美しい季節なんでしょうけれど、それはそれでいい感じ。

瑠璃光院その3

みな思い思いに写真を。

書院

瑠璃光院その4

美しいの一言。

ここはどんな天気、どんな時期にきても変わらず美しいのだろうなと思います。

曇天でこれですからね。

ここは写経を行う為の書院です。

写経机に映り込む青もみじがなんとも美しいです。

瑠璃光院その5

ここで何時間でも佇んでゆっくりしていたい気分になりますが、人が写り込まないタイミングで写真を撮っているだけで、実は周りは物凄い人の数です。

室内もあまり広くなく、人でごった返してました^^;

瑠璃光院その6 瑠璃光院その7

お気に入りの一枚。

綺麗ですよね~。。。

日本人でよかった、京都に近い場所に住んでてよかった、と思いますね。

水墨画

瑠璃光院は景観を楽しむだけでなく、絵画も展示されており、色々と楽しめます。また、寺ですから、仏像や仏壇もありました。院内には、写経するスペースもあります。

庭園

緑が鬱蒼としてますが、どこか整然としていて、美しいですよね。

日本建築

こんな場所でゆっくり湯豆腐でも頂きたいものだ。

何度も言いますが、この写真の手前と右側には人でいっぱいです。笑

ふすま 瑠璃光院その8 中庭

中庭です。

八瀬のかまぶろ

八瀬のかまぶろ

日本式蒸し風呂の原型。そのいわれは壬申の乱。飛鳥時代672年とのこと。

中にも入れます。

八瀬のかまぶろ案内 かまぶろ

現代でもサウナや岩盤浴は人気ですが、こんな太古の時代から蒸し風呂ってあったんですね。

昔も今も人間ってそんなに変わらないもんなのですね。まあその時代に蒸し風呂に入れるのは一部の貴族のみだと思いますが^^;

今は僕のような吹けば飛ぶようなしがない一般人でもサウナも蒸し風呂も入れちゃうもんな。いい時代や。

瑠璃の庭

お茶

お抹茶も頂けるようです。

そういえば、ここ数年はどこに行っても観光地は外国人観光客だらけですが、ここ瑠璃光院は日本人の方が多かったですね。

ぜひとも外国人の方にも見ていただきたい場所ですが、拝観日が限定されているしスケジュールが組みにくいのかな。

素晴らしい景観を楽しみながら、お茶も飲めて、写経体験もできますので、外国の方は喜んでくれるだろうな。

縁側

いつの日か我が家もこんな素敵な縁側を持てる日が来るでしょうか。

金の屏風

金の屏風。

月次風俗図屏風

月次風俗図屏風。江戸時代。

阿弥陀来迎三尊図

阿弥陀来迎三尊図。室町時代。

お茶

お茶を楽しまれているご様子。

後ろにはお茶待ちの人々。視線が気になる。。私共はパス。

縁側

時間があればこのように佇んでお庭を楽しんでもよかったのですが、比叡山に上らねばなりませんので、今回はお預け。

縁側その2

御朱印は自分で

御朱印

御朱印は書いてもらうのはなく、自作。

100円のお布施を払い、自分で日付を記入して持ち帰るパターン。自宅に帰ってから糊付け。

瑠璃光院の御朱印

こちらが瑠璃光院の御朱印です。

日付はワタクシが自ら記入。知性のかけらもございません。

写経奉納場所

写経の奉納場所です。

三蔵法師

三蔵法師。

光明寺蔵

鳩摩羅什三蔵法師(クマラジュウサンゾウホウシ)。

「色即是空、空即是色」は、三蔵法師さんが訳されたんだ。知らなかった。

瑠璃光院玄関

絵画のようですね。

瑠璃光院の売店

順路の最後には売店もありました。

かわいい手ぬぐいもたくさん。滞在は約30分。

写経体験をしたり、お茶を頂いたりと、もっと楽しんでもよかったのですが、後の予定が控えているのと、人が多すぎて落ちつける場所がありませんでしたので、今回はこのくらいの時間で。

まあどうしても拝観期間が限られているから仕方ありませんね。自分が貴族にでもならない限り、こんな素敵な場所で1日ゆっくり過ごすなどできるわけありませんね。笑

ということで、瑠璃光院を少々急ぎで楽しんだ後、叡山電車で修学院駅まで戻って、いざ比叡山登山へ!