【リゾバ会社比較】リゾバ歴10年超え&現役の私が語り尽くします。

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リゾートバイト歴10年超え、35歳超えた今も現役でリゾートバイトで稼ぎまくっている私が語り尽くします。

1.まずはリゾートバイト会社の比較検討から

リゾバを行う際、まずはリゾバ専門の派遣会社に登録する必要があります。

大前提として、1ヶ月未満の仕事はありませんので、最低1ヶ月以上働けることが条件になります!

さて、検索すると複数のリゾバ会社が見つかると思いますが、どの会社に登録したら良いのでしょう?

とりあえず何となく最初に目についた会社に電話したり、気になる求人を出している会社に登録する方が多いかと思いますが、まずはそれぞれの会社の特徴を知ることから始めてみましょう。

というのも、派遣会社によって、大なり小なり異なる部分があり、実際派遣先に行ってから条件の違いに気付かされることがあるからです。

誰でも、同じ業務内容であれば少しでも時給の高い方がいいし、出費も当然抑えたいはず。

ここでは、リゾバ歴10年を超える私が、各派遣会社の特徴をまとめ、また会社のホームページでは語られないリゾバスタッフの生の声をありのままに書いてみます。

みなさんが自分に合った派遣会社を見つけられれば幸いです。

派遣会社名 時給 交通費 求人数 期間
アルファリゾート ・比較的高め
・1000円以上の求人多数
・業務内容により1200円以上の求人あり
上限5万円 (要領収書提示) 仲居・レストランなど、配膳サービス多数 ・長期の求人多数
・繁忙期は1ヶ月程度の求人もあり
グッドマンサービス ・業界では最高クラス
・1000円以上の求人多数
上限3万円(求人により3万円を超え全額支給される場合あり) 他業種取り扱っているが、配膳が比較的多数 ・年間を通して短期・長期ともに多数
・繁忙期は一週間以内の求人もあり
ヒューマニック ・業界内では最も安く 1000円以下の求人多数
・GWや年末年始には、やや割高になる場合あり
上限3万円 ・業界最多
・職種も幅広く募集
・年間を通して短期・長期ともに多数
・繁忙期は一週間以内の求人もあり
アプリリゾート ・ヒューマニックと同額もしくは求人によって50円ほど高い場合あり
・950円程度が多数
上限3万円 職種・求人数共に最多クラス ・年間を通して短期・長期ともに多数
・繁忙期は一週間以内の求人もあり
スタッフエージェント ・ヒューマニックやアプリリゾートより高め
・1000円前後の求人多数
・繁忙期は時給アップキャンペーンあり
上限3万円 ・少なめ
・ヒューマニックと比較すると3分の1以下
・3ヶ月の募集が多数
・繁忙期は短期も相談可

交通費はいずれも上限額を記載していますが、多くの場合、3ヶ月以上の契約および任期満了が条件となっています。

3ヶ月未満の場合は一ヶ月当たり7000円~1万円くらいが目安です。

担当者の采配で増額される場合もありますし、派遣先の状況次第では短期でも全額支給される場合があります。

では、補足として各社の特徴を見てみましょう。

2.アルファリゾート

アルファリゾートでは、時給が比較的高めに設定されています。

求人職種は、他社と同じく仲居やレストランサービスといった配膳業務が6割を占めています。

特に仲居の時給設定が高く、1100円以上の求人が多数あります。

仲居として一年以上の経験があり、本式着物の着付けができる場合、時給UPも期待できます。

3ヶ月以下の求人は基本的になく、ほぼすべてが3~6ヶ月となっています。

ごくまれに一ヶ月程度の求人が出ますが、早めに埋まってしまう可能性が高いです。

また、当社だけの特徴として、交通費が上限5万円支給されるということが挙げられます。

電車の切符に至るまで、領収書の提示が条件ですが、遠方から赴任する場合は自己負担が抑えられます。

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スカイプやレッスンルームを活用したマンツーマン英会話で、優秀な講師が約5,000名在籍。

毎日早朝6時~深夜25時まで開講しているので、リゾバの合間に勤務エリアと問わず、どこでも受講可能です。

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3.グッドマンサービス

グッドマンサービスは、他社と比較して最も高い時給設定をしている場合が多く、1000~1200円の求人が多数です。

エリアごとではなく、求人ごとに担当者がいます。

電話で問い合わせをすると、採用担当者から求人の担当者へ応募可否の確認がされます。

可の場合は求人詳細をメールにて通知、条件が合えばこちらからあらためて電話で申し込む必要があります。

採用までステップが多く時間がかかるため、その間に枠が埋まってしまう場合があります。気になる求人が複数件ある場合、まとめて問い合わせる方がスムーズです。

いずれの担当者も積極的にこちらにアプローチするようなことは無く、求人詳細メールの送付後も担当者から連絡が来るということはあまりありません。

またホームページに掲載されている情報が古く、問い合わせ時にはすでに募集が終了していることがままあります。

こんな人におすすめ

とにかく稼ぎたい人。決断が早く、あまり担当者を頼らず自分から話を進められる人

尚、グッドマンはこちらからご登録頂くと、就労月数×3,000円のキャッシュバックが受けられます。
※月初から月末までを1か月としてカウントします。(3月15日〜5月15日までの場合、フルで勤めた月が4月のみですので、3,000円のキャッシュバックとなります。)

キャッシュバック請求先 → wtpartner@gmail.com

4.ヒューマニック

ヒューマニックは、リゾバ専門会社としては最大手であり、老舗です。

いずれの求人も他社と比較して時給が安めの設定です。同内容の求人でも、50~150円程度の差がある場合が多いです。

その分求人数は業界最多で、他社には無いレア求人や、他社で締め切られた求人がヒューマニックで見つかる場合があります。

また対応が早く、問い合わせから応募まで手厚いサポートが得られます。思い立ったときに条件に合う勤務先が見つかりやすく、仕事が決まるまで粘り強くフォローしてくれるため、アルバイト経験が無い人でも必ず採用が決まります。

北海道から沖縄まで全国に支店があり、支店での相談・登録が可能。

最初に勤務したエリアの担当者がその後も問い合わせ時の窓口になるため、勤務地に関係なく同じスタッフにお世話になることになります。

前勤務地での働きぶりや希望を把握しているため、リピート時の案内がスムーズです。

こんな人におすすめ

リゾバビギナーさん、採用までしっかりサポートしてほしい人。

5.アプリリゾート

アプリリゾートは、ヒューマニックに次ぐ大手のリゾバ会社です。

対応が早く、赴任先の受け入れが可能であれば、応募の翌々日から勤務開始が可能です。

時給は1000円以下が多数で、他社と同内容の求人でも、時給が80~120円程度低く設定されている場合があります。

北海道から沖縄までの主要都市にオフィスがあり、そのエリア最寄りのオフィススタッフが担当者となります。

リピーターに対し、条件の良い求人を優先的に紹介します。また勤務日数に応じてポイントが付与され、貯まれば商品やエステと交換できます。(現在休止中の模様)

指定期間に働いた人の中から抽選で海外旅行のプレゼントもあります。

その他、登録していない人も無料で参加できるイベントが不定期で行われており、スタッフとの交流や紹介による新規登録に力を入れているようです。(現在休止中の模様)

こんな人におすすめ

手っ取り早く決めたい人。「〇日以内にお仕事開始できる住み込みの現場を紹介してほしい」といった場合に、迅速な対応が期待できます。

6.スタッフエージェント

スタッフエージェントは、比較的小さめの派遣会社です。求人数は多くありませんが、ヒューマニックやアプリリゾートしか出していないレア求人をより高時給で見つけることができます。

ホームページ上では期間での条件検索ができないため、短期希望の場合は直接電話で問い合わせる必要があります。

担当者にもよりますが、私が知っている限りでは、職場を訪問する際は声をかけてくれたり、差し入れをしてくれることが多いようです。

サポートデスクがあり、担当者不在時も旅館業に精通している社員が24時間相談に乗ります。

こんな人におすすめ

リゾバ経験が少ない人。丁寧な対応を求める人。

7.【追記】私の中でイチオシと言っても良いくらいだったスタッフエージェントですが・・・・

派遣期間終了後1年2ヶ月が経過した現在

未だに交通費が未払いです。

はぁ・・・・・・。

以前はグッドマンサービスを利用して行った派遣先 (岐阜県高山市) の旅館から給料ごまかされてたし (3ヶ月で6万円) ・・・・・・・。

証拠はガッチリあるので請求はできます。

でもこの手間が・・・本当にちゃんとしてほしい。

元々知人からの紹介で、私もまた別の知人に紹介していました。

この派遣会社は、時給交渉や期間の相談に応じてくれるなど柔軟だったので、私としてはぜひともまた利用させて頂きたいと考えていました。

それだけに今回の対応はとても残念です。お忙しいのは分かるんですけどね・・・・。

元々、交通費は、派遣先の施設が出してくれるものです。

私は、遠方からの赴任だったため、交通費3万円というお約束でした。

まず、赴任先までは派遣スタッフ本人が立て替えて交通費を支払います。

期間満了が条件なので、すぐには振り込まれません。

最後の給料に加算されて振り込まれます。

私の場合もそのはずだったのですが、なぜか最後の給与明細に移動交通費が分が含まれておらず。

もちろん即!問い合わせたのですが、派遣会社では、私は翌月の5月まで勤務していたと勘違いされていたようす。

最後の給与と一緒に振り込みますとのこと。

もう一回給料出るの?いやそんなはずはありません。

私が勤務していたのは4月までです。

先方から〇月〇日までの勤務ですよね?と聞かれ、いいえ、△月△日ですと回答。そんなことってある?

けっこう抜けてるなぁ、と思いつつ、マヌケさでは人のこと言えない私。

このときは、再度連絡が来るのを待つことにしました。

その後・・・・

私が送った 「いいえ、△月△日です。」のメールに返信が無いまま月日は過ぎていきました。

その間、度々銀行口座のチェックをしていたのですが、振り込まれた事実は確認できませんでした。

自分でも忘れかけてしたのですが、ふと思い出したら最後のメールから早1年。いい加減待たせすぎだろう、確定申告も前年度分終わっちゃってるだろうとにわかに怒りがこみ上げてきました。

当時の担当者に再度連絡。派遣会社側の振り込み記録はどうなっているのかと思い、まず振り込み画面のスクリーンショットと給与明細のPDFをメールで送ってもらいました。

見ると支給されていたのは通勤のための定期代のみで、やはり赴任交通費はなし。

さっそくその点を確認してもらうと、派遣会社のミスで3万円が未払いとのこと。

メールのやりとりが途切れたのは一年前。

その間、返信を忘れていたのはともかく、収支が合わないとかそういうことは無かったのでしょうか。

かなり待ちましたし、不信感も芽生えないわけではなかったのですが、支給してもらえさえすれば文句はないので、あくまで丁寧な文面で振込みをお願いをしました。

振込みを了承してくれたものの、銀行口座の番号を聞かれました。派遣スタッフの口座番号って登録されてるはずなんですが。

その点少し不思議ではありましたが、とりあえずお知らせ。

しばらく日程 (?) をくださいと言われたので、数日必要という意味かと解釈し、またまた気長に待っていました。

しかし最後のメールから1ヶ月、またもなしのつぶて。

もしかしてと思い、口座を確認すると、振り込み履歴がありました。

普通振り込んだら確認の連絡しないか?と思うも、まぁ振り込まれたから良しとしよう、と画面を見つめていると

あれ?

明細

ん・・・・?ゼロの数・・・・一桁・・・・・あれ?おかしいな、3千円て・・・・何?

あ~こんな間違いするかねもう。3千円と3万円を・・・・。

しかも半月前に振り込まれているのに連絡も無いし。いい加減イラッとしてきました。

一年以上連絡も無く、やっと振り込まれたかと思ったら金額間違い。

それにしたってこちらからの再三の問い合わせが無ければ忘れられていました。

なので少しだけ不快感を露わにしたメールを送ってしまいました。

その後、謝罪のメールが来るも、最後の行に

今週中に残り27000円の振込日を報告します。

・・・・振込み日を報告します?振り込みますじゃなくて?振り込み日の報告はいらないから、振り込みましたっていう連絡がほしいんです。

もうなんだか訳が分かりません。

とにかく、不足分は振り込んでくれるとのことなのでこれ以上文句は言うまい。また待つのは面倒だし不愉快ですが。

ともかく、振込みが完了したら即日連絡を入れるようにお願いしました。

なんで一年以上前にもらえてるはずのお金を今さら手間をかけて請求しなければならないんだろう。疲れるなぁ。

後日、「本日中に振り込みます」と連絡が来て、振り込み確認がとれました。

「振り込みました」って、たった一通の連絡メール。

何度お願いしても頑なに送って頂けなかった理由が謎ですが、もういいや。

まあ単なる事務手続きの手違いだったんだろうし、最後には真摯に対応してくれたスタッフさんには感謝です!

大事なのは、心配のタネがひとつ減ったってこと。

来週からまた新天地でのリゾバが始まります。

次は四国へ初上陸。行ったことのない場所ってわくわくします。

色んな町に行って、色んな美味しいものを食べて、色んな人と知り合う。

嫌なこともちょくちょくあるけど、もう少しリゾバ生活を続けようと思います。

関連記事:今すぐリゾバを辞めたい人へ。飛ぶのは損でしかありません。

8.比較総括

上記で挙げた以外にも、待遇面に差がある場合がまれに見られます。

基本的にはどの派遣先も寮費や食費、光熱費は一律無料ですが、一部の派遣先では、会社により有料/無料/一部負担などど定められています。

A社スタッフは食費有料、B社スタッフはすべて無料、C社スタッフは寮費のみ一部負担といった具合です。

また、スキー場でよくある特典として、リフト券やスキー用品のレンタルが割引・無料といったものがありますが、一部の派遣会社には付与されない場合があります。

さらに同じ派遣会社のスタッフ間でも、赴任時期や勤務期間の長さによって異なる条件が提示されている場合があります。

多くの場合、条件に関しては、他言しないよう求められています。

私は、初リゾバはアプリリゾートでお世話になりましたが、ひょんなことから他の派遣会社の方が時給が高いことを知り、少なからずショックを受けました。

その後、ほかにもいくつかの派遣会社が存在することを知り、さらに多くの場合、派遣会社によって条件が異なることを理解しました。

現在は上記5社に登録していますが、そのおかげでより選択肢が増え、自分の希望に近い条件で働ける確率が高くなっています。

例えば、GWや年末年始は激短の求人数が多いアプリリゾート (ただし時給は期待しない。あくまで旅行ついでに少しだけつなぎで稼ぎたいという目的で応募する) 。

2週間~1ヶ月後に予定が入っていて、それまでに少し貯金をしておきたいときはグッドマン。

もちろん他社も検討しますが、結局短期でも時給が高い求人となるとグッドマンが圧勝。

長期で働けて、しっかり稼ぎたいときはアルファリゾート。仲居であればチップを頂くこともあります。

他には載っていないレア求人や、職種、条件にこだわりたい場合は求人の絶対数が多いヒューマニック。

スタッフエージェントは、一度利用したときに担当してくれた方が個人的に印象が良かったので、また利用したいです。

派遣会社の印象は、担当した人や、電話対応してくれた人で決まります。

やはり相性もありますので、私にとって好印象だった人が、他の人には今までで最悪と言われていたり…。

ですから、上の表には、私が受けた印象や好き嫌いの感情は抜きにして、事実のみを書いています。

9.良い求人をゲットする秘訣

履歴書に力を入れる

派遣登録する際、まずはWEB登録というものを行います。

リゾバ専門会社の応募フォームに沿って個人情報や職歴を記入していくのですが、これは普通のアルバイト応募と同じように、経験や資格があるならすべて埋めたほうが後々有利になります。

希望職種とは一見関係ないものでも、やはり職歴がある人の方が仕事の飲み込みが早い確率が高いと判断されます。

またどのような資格が仕事で役に立つかは分かりません。もちろん仕事に対する姿勢も採用条件に左右されますので、志望動機も説得力あるものを。

簡単にまとめたものでももちろん採用可能ですが、そのような職場は慢性的にスタッフが不足しているのです。

人手が足りなく常に激務、人間関係が悪く延長者がいない、時給が安い、そもそも赴任地として人気が無い、などの理由からです。そんな職場にわざわざ応募したくありませんよね?

応募者の多い、好条件の仕事をゲットしたいのであれば、ふるいにかけられた時のことを考慮し、アピールポイントは最大限書いておきましょう。

派遣会社の担当者に直接問い合わせる

これはリピーターが使えるワザですが、前回担当してくれた人に、直接条件を伝えて探してもらいます。

前回派遣時にメールのやり取りがあるはずですので、そのアドレスに問い合わせてみましょう。

「前回は大変お世話になりました。今回このような条件でお仕事を探しているのですが~」

とメールしてみれば、タイミング次第ではネット掲載前の求人を紹介してもらえるかもしれません。

逆に、その担当者が持っている求人しか紹介されず、かえって選択肢が狭まる場合もあります。

もちろんそんな場合はお断りするだけなのですが、申し訳なくてできないって人もたまにいますよね?

10.リゾバの赴任前に派遣会社に聞いておきたいこと

  • 持ち物→仕事で必要なものと、生活で必要なもの各種。季節によって持参しなければならないストッキングの色が違う職場もあります。
  • 制服支給の有無→制服一部支給で、パンツやスカート、靴は持参なども要確認
  • 寮のタイプ
  • 光熱費の負担
  • 共用部分の有無
  • 寮から職場までの所要時間および通勤方法
  • 食事支給の有無と料金
  • 食事の内容→手作りのまかない、お弁当、バイキングの残りなど
  • 食事場所→社員食堂完備なのか、仕事スペースで食べるのかなど
  • 職場の雰囲気→派遣スタッフが多いのか、延長率、現場マネージャーの年齢など
  • 残業の有無→残業をしたいor定時で上がりたいの希望は、申し込み時に伝えておく方が無難
  • 仕事内容→同じ職種でも、現場によって大きく異なる場合があります。

上記のほとんどは、こちらから尋ねなくても、派遣会社の担当者から口頭もしくは書面で伝えられます。

ただし、一部においては担当者が把握していない、または故意に情報を隠すケースがあります。

言った言わないの水掛け論を防ぐためにも、質問はメールで、できれば一度に済ませましょう。

箇条書きにしておくと、すべての質問に答えてもらいやすいです。

11.ちょっと注意しておきたい点

「期間満了者多数!」と書いてある派遣先を見かけることがあるかと思いますが、なぜでしょう?

たった3ヶ月やそこらの勤務期間で、わざわざそんなことを書かなければならないということは、期間満了できない人の多い職場があるということですよね。

社会人経験がある人ならば、どんなに辛くても、期間満了時には確実に辞められるはずのリゾバで、途中リタイアなんて・・・と思われるでしょう。

そんなゴールが見えているはずのリゾバスタッフが、それでももう耐えられないと思う理由がもしあるのなら、あらかじめ聞いておきたいはずです。

人にはそれぞれ、耐えられないポイントというものがありますからね。

労働内容や人間関係に対する不満は、多かれ少なかれあると思いますが、ほとんどの場合は、数ヶ月なら耐えられる範囲内だとおもいます。

耐えられないであろうと思われる例を挙げるとすれば「睡眠が満足にとれないほどの長時間労働」「人として最低限の生活を送れないほど劣悪な寮の環境」などでしょうか。

私の場合は、「共用部分での喫煙」です。

ある求人で、長いこと気になっていたものがありました。

一度申し込みをした際、「今勤めている人が延長するかどうか分からないから、受け入れの可否が未定」と言われました。

その理由に少し不信感を抱きましたが、とりあえずその時は一日も早く決めてしまいたかったので断念。

半年後、再度募集を見つけたため応募すると、担当者から

「休憩所を兼ねている従業員食堂でたばこが吸えるようになっており、禁煙スペースが設けられていない。それが原因で、女性2人が最近辞めている」

とのこと。

それまでは中国からの研修生を多数受け入れていたためか、誰も苦情を申し立てる人がいなかったとのこと。

私は嫌煙家なので、そういった職場では健康面にも影響があると考え、その現場への応募を諦めました。前回の対応への不信感も少しあったと思います。

あくまでも私の想像ですが、その職場では長く勤めている社員に愛煙家が多く、その人たちの快適さが派遣社員への気遣いや健康増進法より優先されているようです。

今回は前もって教えてもらったことで応募をやめたのですが、知らずに赴任していたとして、期間満了できていたか分かりません。

途中リタイアしてしまうと、交通費が支給されません。

「業務を継続できない重大な事由」が認められれば別ですが、なかなか稀なようです。

条件や職場環境を質問するときは、細かすぎるくらいでちょうどいいかもしれません。

派遣会社が把握していない事項に関しては、問い合わせてもらえます。

労働条件ではないのですが、ある派遣先の求人資料に明記されておらず、後にトラブルになったことがあります。そのときのグッドマンサービス担当者の実際の対応です。

私は、寮の水道光熱費が合計月5000円を超えた場合は自己負担ということを最初の給与明細によって初めて知りました。

それまでは、どこも光熱費のかからない寮だったので、光熱費に関する記載が無いことに気づかず、未確認でした。

そこは冬季は-5℃まで冷え込む地域で、エアコンを使い、温かいお風呂に入れば光熱費なんてすぐに跳ね上がります。

あらかじめ伝えられていないと派遣担当者に伝えると、「求人票に記載されている」とのこと。

ここでいう求人票とは、ホームページには掲載されていない、求人条件に関する詳細内容が書かれた資料のことです。問い合わせをした場合にのみメール送付されます。

労働条件は随時更新されるため、申し込み時の求人票を保存しておくことが重要です。

私はパソコンに保存していた求人票を確認し、それが書かれていないことを告げました。

しかし、それでも「口頭で伝えているはず」と言われ、こちらが「その条件であれば応募していなかった」と伝えても耳を貸してもらえないままうやむやにされてしまいました。

このことは、「労働を継続できない正当な事由」には当たらないかもしれませんが、苦情申し立てを行った際の派遣会社の対応の一例として挙げてみました。

当然ですが派遣会社も、途中リタイア者は出したくありません。

派遣先からの印象が悪くなりますし、場合によっては紹介料をもらえない場合があるので当然ですね。

リタイア者を出さないために、ネガティブな情報も前もって明示されることがほとんどです。それでも、行ってみて初めて分かるネガティブ情報というものがあります。

「人間関係が実は最悪だった」

「寮の近くにあるはずのコンビニがつぶれて買い物に困る」

「通勤に電車を使うことは知っていたが、40分に一本しか来ないことは知らなかった」

など、細かいことまで挙げたらキリがありません。

また派遣会社は、派遣法に則って人材派遣を行っていますが、派遣先の内情までは知り得ません。派遣された先がブラック企業である可能性はゼロではありません。

サービス残業、労働時間の改ざんなどが日常的に行われていることもあります (実際にありました) 。

色々とネガティブな例を挙げてみましたが、普通のアルバイトでも起こりうることがほとんどです。

基本的にはリゾバは、普通のアルバイトと比べたらいいことずくめだと思います。

時給の面ひとつとってみても、業界最安と言われるヒューマニックでさえ、地元のアルバイト求人と比較すると50~150円くらい高いです。

地元で仕事を見つけようと思うと、毎日の通勤が可能な範囲で探さなくてはなりません。

その範囲内になければ、妥協して好きではない仕事をずっと続けるか、引っ越すしかありません。

リゾバなら沖縄から北海道まで、数百件の選択肢があります。

生活費の心配もほとんどないばかりか、現地までの交通費まで補助が出ます。

人気の観光地に旅行したとして、いくらかかるでしょうか?

慌ただしく観光しても、1~2週間分のお給料が飛んでいきますが、リゾバなら宿泊費の心配なく、時間をかけてじっくりと観光できます。

問題が起こったときも、勤務先と直接やり取りをせず、派遣会社が間に入ってくれるため、面と向かって苦情申し立てする必要がありません。

赴任したら、待遇面などに対し疑問点は出てくるかと思いますが、細かいことに目をつぶれば、第二の故郷と言えるくらいその土地を気に入ったり、かけがえのない出会いが生まれるかもしれません。

私は「案ずるより産むがやすし」「住めば都」の精神でリゾバを最大限楽しんでいます。

入り口となる派遣会社選びは重要ですが、もっと重要なのはどれくらい積極的に仕事や生活を楽しむかというところではないでしょうか。

社会人らしく柔軟に対応し、自分でいい環境を作り出すスキルは、リゾバだけでなくどこへ行っても役に立ちます。

留学してシェアハウスに住んだり、就職して知らない土地で暮らすことを検討している人にとって、見知らぬ土地で働き、半共同生活を体験できるリゾバはいいウォーミングアップになりますよ。

それでは、Have a good Rizoba!!

番外編-お祝い金がもらえるリゾバのリゾートバイト.netのメリット-

  • 全員に2000円~10万円の「入社お祝い金」
  • 同業他社ではほとんど募集のない、農家・キャンプ場・テーマパークなどの求人多数
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  • スタッフの手厚いフォロー体制
  • 寮費・食費・水光熱費・交通費が基本的に無料