バジェットトラベラーほどメリットたくさん!プライオリティパスはこんなにスゴイ!!

空港ラウンジ

どうも、フルタイムトラベラー歴6年のWATです。

今まで訪れた国は36ヶ国、乗り換えなどで経由した空港は100を超え、空港泊すること30回以上。

下手なゲストハウスより空港の方が熟睡できてしまう私が、飛行機の待ち時間を格段に快適にしてくれるアイテムをご紹介致します。

みなさん、空港のラウンジを利用したことはありますか?

空港にあるラウンジと言えば、カードラウンジと航空会社のラウンジがあります。

カードラウンジ比叡

カードラウンジとは、対象となるクレジットカードの会員専用ラウンジのこと。

私はエポスカードのゴールド持っていますので、こちらにアクセスできます。

入口のサインに表記されているカードが対象。

対して航空会社のラウンジとは、通常ビジネスクラスやファーストクラスの乗客向けに各航空会社が用意した富裕層向けのラウンジです。

カードラウンジの特徴

  • 日本国内の主要空港20ヶ所および海外3ヶ所 (ホノルル2ヶ所+韓国仁川空港) にあるのみ。
  • 提携するクレジットカードを所有するか、利用料を支払えば誰でも入れる
  • 利用者が多いため、混雑しがち
  • ソファは用意してあるものの、隣との席が近くあまりくつろげない
  • ほとんどのラウンジでアルコール一杯またはソフトドリンク (飲み放題) 、クッキーやあられ程度のお茶菓子が用意されている
  • ラウンジによっては航空券無し (到着時) でも入れたり、カードを所持していなくても1000~1500円程度支払えば入れる
  • ほとんどが出国手続き・保安検査前の制限区域外にあるため、搭乗開始時刻の数十分前には出なければならない (出国手続き後に遅延報告が出て、結局搭乗口の前で数時間過ごしたことがありました・・・)

航空会社のラウンジの特徴

  • 世界130か国500都市1200か所以上の空港にある
  • そのラウンジを運営する航空会社のビジネス/ファーストクラスの航空券を所持するか、上級会員である必要があり、利用者が少ない (利用料だけでは入れない)
  • 隣との間隔が広く取られているため、利用者が多いときでもゆったり過ごせる
  • ほとんどのラウンジでビュッフェスタイルの軽食または出来立ての麺類やごはんものが頂ける (ラウンジによってはスナック菓子のみのところも)
  • アルコール飲み放題
  • 出国手続き後の制限区域内にあり、さらに搭乗口に近いため搭乗開始時間ギリギリまでくつろげる
  • シャワーが無料で浴びられるラウンジが多い

このように、カードラウンジと航空会社ラウンジには、サービス内容にかなりの差があることが分かります。

限られた富裕層向けのラウンジなので、それもうなずけます。ビジネスクラスやファーストクラスに乗れば料金も数倍~数十倍ですからね。

万年バジェットトラベラーの私には無縁の話です。

私はこれまで、年会費無料であるエポスカードのゴールドカード1枚で旅を続けてきました。

貧乏な私がわざわざ年会費のかかるクレジットカードを持つ必要もなかろう、と。

実際、このカードでも日本国内の主要空港20ヶ所および海外3ヶ所(ホノルル2ヶ所+韓国仁川空港)にはアクセスできます。

旅行はもっぱら国内のみという人ならこれで十分だし、海外に行く際も出国時のみですが利用できるのはありがたい。

ただやはり、海外での乗り換えが多い場合、ほぼ国内専用のカードラウンジにはあまり魅力がありません。

そして、このビジネスクラスの乗客専用であるラウンジが手軽に利用できる方法があるというのであれば、使わない手はありません。

それがこちら。

プライオリティパス

公式サイトはこちら→世界No.1の空港ラウンジサービス【PriorityPass】

プライオリティパスとは

世界130か国500都市1200か所以上の空港ラウンジにアクセスできるプログラム。

利用可能ラウンジは年々数を増やしており、いずれの場所でも飛行機の待ち時間を快適にするサービスを提供しています。

先ほど、カードラウンジと航空会社のラウンジの違いをお伝えしましたが、このプライオリティパスでアクセスできるのは、サービス内容の充実した航空会社のラウンジ。

ビジネスクラスに乗らずとも、ビジネスクラス用のラウンジを利用できるということです。

ちなみにプライオリティパスを取得・保持するには一定の年会費がかかります。

年会費等

年に4~5回しか利用しないのであればスタンダード会員がもっとも手軽ですが、私の年間の国際線搭乗回数は平均すると約15回。今年は5月までにすでに10回搭乗しています。

プライオリティパスを持つなら、当然利用回数無制限のプレステージ会員がベスト。

ただ年会費43000円ほどかかります。私にとっては安いとは言えない金額です。

それでもほしいプライオリティパス。

私のような、少しでも安く航空券を取得しようと血眼になっているスーパーバジェットトラベラー (超貧乏系旅人) がこんな贅沢なものを欲しがっているわけですが。

実は、バジェットトラベラーにこそ、このプライオリティパスの効果は大きいのです。

その理由は3つ。

1.バジェットトラベラーはLCCに乗りがち

LCCと言えば、バジェットトラベラーの味方。

貧乏旅行には欠かせないありがたい存在。ただし安さと引き換えに手放さなければならないものがいくつかあります。

まず、機内食や飲み物。LCCを利用したことのある方ならご存知だと思いますが、これらは全て別料金。

しかもLCCは飲食物の持ち込みを禁止しています (ペットボトルの飲料や小さなスナックなどは黙認されている) 。

フライト前に何か食べておけばいいのですが、空港内の飲食店はどれも割高。

搭乗前に軽く食べておける航空会社のラウンジがあれば、機内食を購入する必要がなくなります。

そして物価の高い国で外食するとなれば、比較的安いファストフード中心の食事になり、野菜不足になりがち。

ですが、航空会社のラウンジにはサラダバーが用意されている所が多いので、現地到着前のビタミン補給にも役立ちます。

2.安い航空券は目的地までに経由する便が多い

直行便は早くて快適ですが、運賃が高額になる場合がほとんど。

最安ルートを探そうとすると必ずと言っていいほど乗り換えが必要になってしまいます。

あまりに乗り継ぎが多いルートは避けますが、予算の都合上、直行便を諦めることはよくあります。

また、自宅の最寄り空港が熊本空港なので、直行便で行ける場所はかなり限られます。

そんな状況でたとえ乗り継ぎが多くても、その都度ラウンジを利用できるなら移動の疲れは激減するはずです。

3.空港で一夜を過ごすことがある

バジェットトラベラーと言えば (?)空港泊。空港周辺の割高なホテルに泊まる予算が無いので、深夜や早朝発着なら朝まで空港で過ごすこともあります。

よく欧米人のバックパッカーたちが空港で寝てますよね?

航空会社ラウンジにはシャワーが無料で使えるところが多いので、無理してホテルに泊まらなくてもリフレッシュできる場所が確保できます。

ごく一部ですが、到着時に使えるラウンジもありますので、空港から市内に出る前にシャワーと食事を済ませることもできますよ。

このように、多くの旅人にメリットの多いプライオリティパス。

とは言え、年会費399ドルはやはり高い・・・・という方には、クレジットカードの特典でゲットする方法もありますよ!

日本で発行されているクレジットカードの中には、申請するだけで無料でプライオリティパスを取得できるものがあるんです。

もちろんクレジットカードそのものの年会費はかかります。

それでもプライオリティパスの年会費より安ければお得ということになりますよね。

楽天プレミアムカードがイケてる!

様々なカード会社で比較したところ、もっともコスパに優れているのは「楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード会員になれば年会費10,000円 (税抜き) で、利用制限なしのプレステージ会員資格を手に入れることができるのです。

43,000円が10,000円になるなら、かなりお得ですよね?

こちらは、楽天ゴールドカードの上位カードなので、審査はそれなりに厳しいようですが、正社員としてお勤めなら通る可能性大です。

私も当初、楽天プレミアムカードからのプライオリティパス取得を検討していました。

しかし残念ながら楽天カードの独自ルールにより審査落ち。

調べてみると一度自分から退会した場合、再入会はできないのだそう。利用していた期間で支払い延滞などは一度も無かったのですが、仕方ないので諦めました。

ということで、思いついたのが、対象カードで家族カードを作り、プライオリティパスを申請するという方法。

これなら本会員が年会費を支払ってくれるので、家族カード会員である私は無料でプライオリティパスをゲットです。

幸運なことに、私の同居家族にアメリカンエクスプレスのプラチナカード保持者がおります。

しかもアメリカンエクスプレスのプラチナカード (通称アメプラ) ホルダーが取得できるプライオリティパスはちょっとトクベツ。

家族カード会員も、本会員と同様に年会費が通常399USDのプレステージ会員に無料で登録できるだけではなく、なんと同伴者も1名まで無料でラウンジを利用できます。

さらに更新は3年ごとなので、手間がかかりません。

私は長期で海外に行くことが多いので、とても助かります。

対して楽天プレミアムカードで取得したプライオリティパスは、ラウンジを無料で利用できるのはプライオリティパス保持者本人のみ。

同伴者は1名から有料 (1人当たり3,000円) 。そして更新は毎年必要になります。

そもそも家族カード会員にはプライオリティパスの特典はありません。

つまり、楽天プレミアムカードですと、無料でラウンジ利用できるのは1人、アメプラなら家族カード会員とその同伴者も合わせると最大10人

楽天プレミアムカードの審査に通っていたら、アメプラの家族カードを作ることは思いつかなかったので、年会費10,800円 (税込み) 支払うことになっていたはずです。

さすがアメプラ。年会費が高い分、付加価値がすごいです。

もちろん、一人旅や出張がメインで、家族カードも必要ないのであれば、楽天プレミアムカードのお得度に勝るものは今のところありません。
楽天ポイント貯まりやすいですしね。

アメプラは、家族カードを申請してから承認まで3~4週間かかります。

カードが手元に届いてからプライオリティパスの申請をし、手元に届くまでさらに4週間。

旅の予定がなくとも、とりあえず申請しておくのが良いでしょう。

私も先日、待ちに待ったアメプラが届き、現在プライオリティパス申請済みの状態です。届くのが待ち遠しい。

搭乗前だけとは言え、ビジネスクラスの乗客と同様のVIP気分を味わえるのがプライオリティパス。

今や誰でも飛行機旅行ができる時代なので、空港はどこも人で溢れかえり、ちょっと腰かける場所の確保すら難しいときがあります。

地べたに座り込む人なんかも多いですね。

プライオリティパスを取得したら、ゆったりした静かなひと時が得られます。

ドリンクや軽い食事を楽しみながら、これから始まる旅に思いを馳せたり、または旅の思い出に浸ることができるのです。

また旅が楽しくなりそうです。

公式サイトはこちら→世界No.1の空港ラウンジサービス【PriorityPass】

プライオリティパス体験記-高雄空港 ラウンジは小さいけれど空いてて快適!-

スクートで大阪からシンガポールへ向かいました。

格安便でしたので、途中高雄空港で乗り継ぎがありました。

ほんの1時間の乗り継ぎ時間でしたが、何もないベンチでぼーっとするより、ラウンジに行ってみようと思い、電話中のインフォメーションの人をつかまえて聞いてみました。

場所は保安検査や乗り継ぎ手続き後、制限エリアに入ってすぐの場所。

搭乗口からも1分以内で行ける場所でした。

高雄空港自体がとても小さいので、迷ったり、乗り過ごしの心配が少ないですね。
 

高雄空港のラウンジ、「THE MORE」。レストランの隣の小ぢんまりとした入口です。

中は撮影禁止だったので写真はありませんが、クラシックな感じの椅子が並ぶ、とても小さなスペースでした。

中では、ハーゲンダッツのアイスクリームがいただけます。

4種類あり、この時はストロベリー・バニラ・チョコレート・クッキー&クリームでした。他に、豚まんのようなものもありました。

飲み物は紙パックのお茶やジュース、ノンシュガーの紅茶、コーヒーなどです。お腹が空いておらず、食事には手を付けませんでしたので味は分かりません。

ハーゲンダッツのアイスは美味しかったです♪

私の他には2人しかおらず、快適に過ごせました。といっても乗り継ぎ時間がとても短かったので、のんびりとはいきませんでした。

スクートでシンガポールに行くときは、直行便より時間はかかりますが、安いし乗客も少ない、ラウンジも使えるので、急ぎでさえなければアリじゃないでしょうか!

→ 世界No.1の空港ラウンジサービス【PriorityPass】