おはようございます。
朝食はオムレツのサンドイッチです。レッドオニオンがいい甘味を出しています。
イタリアの卵も日本と同様、価格にはピンキリあるのですが、細かい分類と、品質説明の記載があります。
まず、大きさで価格が異なるのは日本と同じ。
GrandeはLサイズ、GrandissimoはXLといったところでしょうか。
ちなみに~issimoは、形容詞を強調するはたらきがあります。
音楽の授業でフォルテ (強い) →フォルティッシモ (より強い) 、ピアノ (弱い) →ピアニッシモ (より弱い) と習ったと思います。
それ以外の価格の違いには、卵を産んだ鶏がどのような環境で育てられたかも関係しています。
大まかに3種類に分けられ、ナチュラル (Naturale) 、ガーデン (Giardino) 、ケージ (Gabbia) の順で価格が高くつけられています。
ナチュラルは放牧に近い飼育方法、ガーデンは囲いの中での飼育ですが、鶏たちは屋外を歩き回れる、ケージは身動きできない狭さの檻の中での飼育。
飼育場が広いほど管理の手間や土地が必要なため価格に跳ね返ってきますが、のびのび育てられた鶏は、ストレスが少なく健康な卵を産みます。
逆にケージにぎゅうぎゅうに詰め込まれている鶏は、ストレスが溜まるのはもちろん、掃除が行き届かず不潔な環境になりやすいのです。
鳥小屋で無いことをアピールするため、Non Gabbia と記載されているものもあります。
(ガーデンってほどでも無いけど)鳥小屋じゃないよ!ぼく自由だよ!って感じで鶏が高々と檻を持ち上げているイラストが可愛いです。
また、化学飼料を与えられず、オーガニック飼料のみで育った鶏の卵は、最も安いものと比べると5~7倍くらい高価だったりします (地域により異なります) 。
パスタを作ったときに使った卵。
この卵を買ったのはこれっきりだったので、クラスが分からないのですが、お値段 (6個入りで2ユーロちょっと) 的にちょっと中~高級くらいかと。
オーガニックなのは記憶しているので、科学飼料なし、ガーデン飼育だと思います。
ケージで飼育された鶏の卵のパッケージは、基本的に無記載です。
わざわざネガティブな情報は書いていませんが、価格を見れば大体分かります。
ジャガイモが大量にあるので、おやつにフライドポテトを作りました。
唐辛子とニンニクチップも一緒に。
ハーブソルトを振って頂きます。
揚げたてはカリカリでおいしいですね。
夕食はピッツァ。
二コラは週に一度はピッツァが食べたいと言います。
私は週2でもいいですが。
今日は節約&冷蔵庫の中身処分のため、お店で2番目に安いマルゲリータを買い、トッピングには余りものを乗っけました。
自分で選んだ&育てた食材なので間違いないし、好きな分量だけ載せられます。
馬肉のジャーキーにゴルゴンゾーラチーズ、アンチョビ、ケッパー、バジル大量、パプリカ・・・けっこう贅沢です。
夕食がピザの日は、お腹いっぱいで他のものが食べられず、食材を消費できないことが気にかかっていました。
このアイデアは一石二鳥。
南イタリア直送のオリーブオイルをたっぷりかけるとより風味が豊かになります。
イタリアに来て、オリーブオイルの違い、本当においしいオリーブオイルというものを知った気がします。